昇降横行式駐車設備の配置形式にはどのような種類がありますか?

昇降横行式駐車設備には多くの型式があり、敷地への適応性が高く、建築工事に対する要求も比較的低いため、屋外にも地下にも設置可能です。規模も大・中・小さまざまで、地形や空間に応じて自由に組み合わせや配置ができ、空間利用率が非常に高いのが特徴です。

今回は、沈陽建偉パーキングが昇降横行式駐車設備の配置形式についてご紹介します。大きく分けて3種類あります:


1. 全地上設置タイプ

2層、3層、4層、5層などがあり、通常は6層以下ですが、7層以上のタイプも存在します。ただし、層数が増えるにつれて昇降速度も向上させる必要があり、ユーザーの使用要求を満たすための設計が求められます。

  • 2層式駐車設備は、設置に必要なクリアランス高さが3.5m〜3.6m程度で、地下室または屋外に設置可能です。

  • 3層以上の駐車設備は、主に屋外に設置され、車の出し入れが比較的便利です。

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2. 半地下設置タイプ

地上での高さ制限がある場合や、地下にピットを掘削できる場合にはこのタイプが採用されます。

  • 地下部分は多くが1層で、ピットの深さは約2mです。

  • 設計時には防水対策が非常に重要となるため、土木工事の投資が大きくなる点に注意が必要です。

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3. 重列式(じゅうれつしき)設置タイプ

この方式は、車路を1本しか設けられない、または2本設けると敷地を無駄にしてしまうようなケースで、2列以上の駐車スペースが確保できる場合に適しています。

  • 平面空間の有効活用が可能で、車路面積を削減できます。

  • ただし、車の出し入れがやや不便になります。
     運転者は前列の設備を通り抜けて後列の駐車スペースまで移動する必要があり、または機械によって車を後列へ移動させる方法もあります。
     車を取り出すときは、その逆の手順になります。

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